トルコリラ我慢の週か?米国と対立姿勢!




こんにちは、コックさんです。

本日、日本時刻16時に、「9月失業率」「10月鉱工業生産」という

2つの経済指標が発表されました。

失業率は予想11.6%に対し11.4%でした。

予想よりは若干良い数値でしたが、前回が11.1%であったことを考えると、

失業者が増え続けているのは間違いありません。

さらに、鉱工業生産は前月比で-1.9%でした。これは、予想の0.0%を大きく下回っています。

今回の経済指標は2つともトルコの弱体ぶりを示すものでした。

これにより、トルコリラは再び下落しましたが、現在はやや持ち直しています。

それ以上に、トルコとアメリカとの関係が再び心配ですね。

トルコはクルド人勢力をテロ組織と位置付け、彼らを抑えたいというねらいがあります。

クルド人は国家を持たない大規模な民族集団で、トルコ、イラク、イラン、シリアなど中東の各国にまたがって生活しています。

12日にエルドアン大統領はシリアに軍事行動を行うことを表明したことに続き、翌日13日にトルコはイラクに空爆を実施しています。

中東の地域で空爆が行われるのは、今年の夏ごろにアメリカがシリアに攻撃を行ったことを思い出させますね。

アメリカはかつてイスラム国に対抗するため、クルド人勢力に武器を与えるなどの支援を行っていました。イスラム国は壊滅しましたが、クルド人を抑えたいトルコと、支援してきたアメリカといった形で、対立姿勢にあります。

エルドアン大統領は、クルド人勢力を抑えるためならアメリカと対立するのもあり得るといった姿勢です。

トルコリラの安定に向けて良いニュースも入ってきています。

かねてから、アメリカで保護されているトルコのクーデター事件の首謀者とみられるギュレン氏ですが、アメリカが彼をトルコに送還する動きがあるという話があるそうです。

もしもこれが実現すると、トルコとアメリカの友好関係がより強くなりそうですね。

しかし、これを言っているのがトルコのチャブシオール外相だということが信ぴょう性に欠けますね。

かつてアメリカ人のブランソン牧師をトルコが解放するかどうかという騒ぎの時、トルコの経済制裁の解除要求にアメリカは一切応じませんでしたね。

あの時も、トルコ側の甘い考えを、アメリカ側はブランソン牧師が解放されるまで応じることはありませんでした。

今回はどうなることやら・・・

できればうまくいってほしいものですね。